南が撮った
H12「青少年のための科学の祭典2000」第3回奈良大会スナップ
奈良高専オープンキャンパス
【注意】画像サイズが大きいので読み込みに時間がかかります。(^_^)"
 
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  〔南ブースにて、奈良教育大学の学生の方が子どもたちとモーターをつくっています〕
題は「クルクルよく回る簡単クリップモーター」ですが、一時は「たいへん回りにくい、むつかしいクリップモーター」に
変えようかと思いました。作るうちに成功率があがりました。こつは、ローテーター(回転子)のバランスとエナメル線の
はがしかた、ステーターの巻き数やバランスなどだと思います。たいへん細心な根気を必要とする工作ですが、
それだけに完成し、スルスル回転したときの喜び、感動、達成感は言葉に言い表せないものがあります。
思わず「やったー! すごいね!」と叫びます。私たちの疲れも吹き飛びます。
学生の真島さん、久保田さん、どうもありがとうございました。
 
 
〔右の親子はねばり強く作り、電池1個でよくまわるクリップモーターをみごと完成させました。〕
 
 
〔高取高等学校・結晶をつくって、見よう! Nacl、ハイポ、硝酸カリウム、ナフタレンなど〕
 
 
〔緑ケ丘小など・うがい薬でビタミンCを探そう。清涼飲料水、キャンデーなどを調べます。〕
 
 
〔啓林館・どっちにまわる? ふしぎなプロペラ〕
子どもたちがあちこちでギシギシ、おとなもギシギシゴシゴシ。
 
〔耳成高等学校・不思議な水〕 〔八木中学校・エジソンの不思議な電球〕
炎色反応、この色は何?(正解は最後)  鉛筆の芯がまばゆいばかりに光ります。
 
〔かぎろひ発明クラブ・鉄を燃やそう〕 〔上中学校ほか・低温の世界に旅しよう!〕
     鉄が燃える!?  手でつかむと花や風船がバリバリ!
 
〔真美ヶ丘中学校・巨大シャボン玉〕 〔奈良高専・エンジンって何だ?!〕
 
 
〔緑ヶ丘小学校・魚類の体色変化〕 〔奈良教育大・スライム? いや粘菌です。〕
フナの体色変化の不思議
 
〔安倍小学校・エアーバズーカ2で飛距離に挑戦〕 〔北大和高校・水性インクの色の分離〕
体育館にひびきわたる、バズ〜〜ン!!
 
〔城内高校・カウボーイ帽子の紙(竹)とんぼを作ろう!〕 〔桜井高校・光と色の不思議〕
筒の中に楕円形のしきりが見える、中を覗いてみると・・・?
 
〔畝傍高校・ぐるぐるウォーター〕 〔北大和高校・自然のめぐみを自分の色へ(草木染め)〕
 
 
〔奈良学園・君だけのラムネ菓子を作ろう!〕〔奈良高専・太陽電池発電システム〕
 
 
〔奈良高専・ロボットコンテスト出場フリスビー飛ばしマシン〕
 
 
    〔大安寺小学校・おもしろ炭づくり〕 〔奈良高専展示・時速425km/hを記録した新幹線の台車〕
 
炎色反応正解:ストロンチウム 
 
子どもに実験成功の感動を
奈良高専で科学の祭典  綿菓子製造機作りなど挑戦
 
 子どもたちが、実験やモノ作りの楽しさを体験する「青少年のための科学の祭典2000」が(平成12年
10月)二十八日、大和郡山市矢田町の奈良高専で始まった。工作コーナーや展示など科学を楽しみながら
学習できる会場は親子連れなどでにぎわっていた。
ロボットの華麗な演技も披露
 奈良高専や奈良教育大、県内各学校の理科教諭らでつくる実行委員会が主催し、「科学技術の高度化の反面
で、子どもたちの理科離れが進んでしまっている」という危機感から始められたイベント。今年で三回目とな
った。
 会場には約四十区画の実験コーナーやエコーマイクや相性判断センサーなどを作る約二十の工作コーナーが
設けられ、奈良高専の電子制御工学科が誇る「スターキング」というフリスビーを投げるロボットの華麗な演
技も披露された。
 モーター作りコーナーを担当している県立富雄高校の南賢一教諭は「科学の実験は根気と工夫が必要ですが、
この機会に実験や工作が成功したときの感動を味わってほしい」と子どもたちを指導していた。
 一方、「綿菓子製造機」作りに熱中していた宇陀郡大宇陀町立田原小六年、畠中繁忠君(11)と同町立宇陀
中一年、梶岡祥吾君(12)は、「スチールウールを燃やす実験などがおもしろかった。
実験は大好き」と楽しんでいた。
 各コーナーでは奈良高専や奈良教育大の学生らが指導のアシスタントとして活躍。奈良高専五年、熊谷樹V
(20)は「実験コーナーでは子どもといっしょに『なんでやろ』と、科学を学ぶ楽しさを実感しています」
と話していた。
 (平成12年10月)二十九日も午前十時から午後四時まで。工作費無料。
 
平成12年(西暦2000年)10月29日(日)産経新聞掲載
 
 
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