ワイン
 
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■特徴
 日本でも気楽にワインを味わう人が増えました。
 ワインはミネラルを多く含むアルカリ性飲料で赤ワインに含まれるポリフェノールが
動脈硬化を防ぐことで知られていますが、白ワインにも心筋梗塞や動脈硬化を予防する
働きのあることがわかっています。健康にもよく、洋食だけでなく中華や和食にもあい、
値段も手頃になってきました。いろんな料理との組み合わせでワインを楽しみましょう。
 「肉料理には赤、魚料理には白」と一般にいいますが、いつもこの通りにする必要はあ
りません。淡泊な鳥肉には白が、味が濃い赤身魚には軽い赤が合ったりします。料理の方
法や味付けによっても違ってきます。まずは、基本を知っておいて、あとは気軽に幾種類
かのワインをいろんな料理と組み合わせてみましょう。飲み慣れてくると、ぶどうの品種
や産地ごとの特徴がわかってきます。
 また、「赤は室温で、白は冷やして」といいますが、日本の気候は高温多湿、どちらも
冷蔵庫で少し冷やしたほうが好まれるようです。
 飲み残したワインは空気に触れさせないように保存します。カクテルや料理にも利用し
ます。
■最近のワイン
 最近はマスカットベリーAなど生食用ぶどうを原料とした国産ワインなどが注目されて
います。自然食ブームに乗って有機ブドウを用いたオーガニックワインや、食品添加物へ
の関心の高まりから酸化防止剤無添加のワインもつくられています。手頃な価格でしかも
おいしいと、チリ、アルゼンチン、南アフリカ産のワインも人気がでています。
■ワインの活用−料理に−
・下ごしらえ− 肉を赤ワインに30分間漬ける込むと、肉が柔らかくなり、臭みも消えま
す。魚介を白ワインに漬けると臭み消しと殺菌になります。
・煮込み料理に−シチューやカレーなどに風味とコクをつけます。すき焼きに日本酒の代
わりに入れても合います。
 
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